お疲れ様でした!

池袋ライブインロサに足を運んでいただいた方々、ありがとうございました!
ライブを観た方はご存知だと思いますが、僕のギターの弦が切れたり、音が飛んだり、こんなにトラブルって起こるもんなんだ、と笑ってしまいぐらいトラブルが重なり、最終的には全く笑えなかったライブでした。しかしギターの弦が切れるのは仕方ないが、心の弦までは切れてはいけないと思いながら演奏したような、しなかったような。

Jeniffer In the Blueの内山くん、カジノ君、ありがとう!
急遽12月19日(金)に彼らが企画する新宿JAMでのイベントライブに参戦することになりました!池袋でのライブを観に来ていただいた方々、ぜひ新宿JAMにお越しください。今回のライブのリベンジとして挑みます。

ライブ後、近くの居酒屋で出演したバンドさんや主催者の上林さんと飲んだ。
帰りは西武池袋線の終電の乗り中村橋で降り、鷺宮の家まで歩いて帰ったのだが、僕の住む鷺宮の近辺では例の殺人事件が起こっていて、物騒であった。帰りの電車の中で僕は、中村橋から鷺宮までの道中で警官から職務質問される事を期待・想像していて、ワクワクしながら電車に揺られていた。
なぜかと言うと、昔ランタンレコードの曲で「新宿駅を普通に歩いていたら職務質問をされた」というリリックの曲を一度聴いたことがあって、その歌詞が余りにも衝撃的で、それを聴いて以来僕は密かに職務質問に対して憧れを抱くようになったのだ。そんな僕は電車の中で、なんて応えようか必死で考えていたのに、結局中杉通りではしょぼいパトカーが一台通り過ぎていっただけで、落胆した。

ちなみに職務質問をされたら「オルタナ」とだけ応えるつもりだった。

ライブの日から二日明けた今考えると、そんなに面白くはないような気がするが、ライブ帰りのテンションでの僕には結構スマッシュヒットだったのだ。

そんな感じでバタバタした日々が一段落。新音源の「海とケーキ・ポップソング」完成。販売。実は今回の音源制作過程で僕は一生後悔しそうなある大失態を起こし(実際には、やや後悔している)、完成音源を聴いていなかった。ライブ後になって初めて聴くことができたのだ。
正直、初めて聴いた時は、フラットというか客観的に聴けず、良いか悪いのか全然分からなかった(いや、良くないと思ったのだ)。
ライブ後の疲れた身体と脳みそのせいで被害妄想に覆われた僕は、一曲目の「海とケーキ」のイントロだけをひたすら聴いて巻き戻す、という普通の人はまずしない聴き方をしていた。
そんな感じだったので何だかブログで新音源の宣伝というか、それにについて書けなかったのだが、今日バイトから帰り若干怯える気持ちはあるものの、比較的何気ない気持ちで新音源を聴いたら、普通にカッコよくて僕は安堵した。うんかっこいい。


何だか心が晴れた。


2曲入りで300円。近々マイスペースで試聴も出来るようにするので、「300円だすのは嫌だけど聴いてみたいな」、とお考えの方はぜひ試聴してみてください。そして買ってください。
クリスマスも近いし、プレゼントにはうってつけ!
ホテルから見下ろす東京の夜景が似合う都会のアーバンヒムス!
胎教にもばっちし!
モテる!



昨日、テアトル新宿勝新太郎が初めてメガホンをとった「顔役」を観に行った。冒頭の賭博のシーンの迫力というか生々しさにまずやられた。ほとんどハンドカメラで撮っているみたいな感じで(フリーハンド、というらしい)で常に画面が揺れているのだが、何だか野性的な直感だけを頼りに作ったような映画だった。物語後半のヤクザ同士が停戦(?、手打ちというのか)する場面のところで正直ストーリーを見失い(何となくは分かるのだけれど)ただスクリーンで飛び交う怒号と若山富三郎の剣幕に呆気にとられていたのだが、最後のシーンには痺れた。
広告でフランス映画やアメリカンニューシネマの影響が濃い、みたいな文を読んだ気がするのだけど確かにそんな感じがした。音楽もなんかハイカラで、テーマ音楽が流れるタイミングなんかがたまらなかった。。勝新がセルジュゲンズブールみたいだった。ただ、決定的に違うのがフランス語や英語じゃなくて、関西弁であること(笑)。



最近勝新のことばっか書いていて思ったのだけど、もともとは今テアトル新宿でやっている特集で「スクリーンで勝新の映画が観れる!」という興奮からブログを書いていたはずなのに、何だか「ブログに書きたいから」という気持ちから今回の特集を観にいっているような感じがしてきて、何だか変な感じがする。どうでもいいのだろうけど。
同じような感覚になった人、結構いるような気がするのだけれどうでしょう?
明日は「座頭市と用心棒」を観に行ってきます。楽しみ。

ちなみに写真は今回の録音の一番の功労者のべん君。「使用前、使用後」、といったところか。 


あと昨日買った本。表紙が大迫力なのでのせた。