10月10日渋谷屋根裏でのタイムテーブル変更。

10月10日の渋谷屋根裏でのライブのタイムテーブルに変更がありました。僕らの出番は8時50分から9時20分に変更になりました。お間違えのないよう、よろしくお願いします。






全然関係ないけれど、音楽って本当に「食」に似ているな、と思う今日この頃。

お肉がダメな人がいれば、何でも食べられる人。とても高級な魚でも、魚が食べれない人には意味がなかったり。ラーメンにガンガン調味料をかけたり、にんにくを入れて食べるのが好きな人がいれば「私は、ラーメン本来のスープと麺との絡みを味わいたいから、何もいれず、トッピングもせず食べるのだ」という人。

レトルトばかり食べて、栄養が偏ったり、足りなかったり。まだ自分が味わった事のない珍味を捜したり。美味しいのか不味いのかはさておいて、みんな食べているから食べる巷のランチメニューのような音楽を聴いてみたり。

なかには趣味がこうじたり、、あと、作らないとやっていけないから、自分で料理をつくったりしだして。

このカレーライスは別に美味しくないけれど、恋人がつくってくれたカレーライスだから美味しく感じ、感動しちゃたり。逆にいくら恋人が作ってくれたものとは言え、余りにも不味すぎて食べれなかったり。自分の作ったものだから、実際は誰も食べれないぐらい不味くても、自分だけ例外で最高に美味しく食べれたり。(これはバンドで曲を書いてる者として、気をつけないとなーって思う)
この味は母親の味だ!みたいな感覚で、質はともかく慣れしたんだ懐メロに感動したり。お酒を飲みながら食べると、すごく合う料理もあったり。

とにかく激辛のものが好きな人は、「ガンガンに低音の効いたキックとエッジのあるハイアットが響いてさえいれば、おれは最高なんだ!」、みたいな感覚でダンスミュージックを好む人。。。ちょっと無理があるか。
味や好き嫌いはともかく、得られる栄養を求めて食べるサプリメントは「快眠スペシャル」や「右脳活性化クラシック」「アルファ波、波の音」みたいないわゆるヒーリングミュージックに近いっすね。実際「音楽のサプリメント」って言われているし。

何にも余分な音が鳴っていない、まさに曲そのものの良さを味わえるジョンレノンの弾き語り曲のような音楽は、天然かつ国産の釣ったばかりのマグロの刺身みたいなものでしょうか。「いちばん、美味しい魚の食べ方は、釣ったその場で捌いた、刺身なんだよ」という、田舎を特集したテレビ番組でよく聞かれる漁師のセリフを思い出させます。

海外にはない、日本の雅楽や演歌なんかは、寿司や精進料理みたいなものでしょうか。
それじゃあノイズミュージックやアンビエントなんかは何に似ているのかを自分に問いました。生活や環境の中の、又は一般的に音楽とはみなされていなかった音から音楽を形成するこれらは、もうそのへんに生えてる食用ではない葉っぱをてんぷらにして食う!みたいな感じでしょうか。意外とツバメやザリガニが美味い、みたいな。
パンクは、親から「体に悪いから食べちゃダメ!」って言われた、お菓子のような。ダメって言われれば言われるほど、食べたくなるものです。

何となく連想ゲームを始めたらこんな感じになりました。

10月10日、よろしくお願いします!