11月13日はクラブライナーへ、11月19日は池袋ライブインロサへ行こう!


先日、某サークルの部室でレコーディングを行い、バッキングトラックを全て録り終えた。朝の9時から夕方の5時近くまで。

ミッチーお疲れ。君は良く頑張った。

後は僕のボーカル録りのみ。(女性ボーカルのコーラスを録りたいな、と勝手に考えていますが。笑)。
何だかマラソンリレーの最終ランナーの気分。

えーそんな録音の合間を縫って、明日高円寺クラブライナーでライブをします。出番は9時から。よろしくね。


そして15日からテアトル新宿で、我が心のヒーロー、勝新太郎とその兄、若山富三郎特集が始まる。
シリーズの中でおそらく、一番キレた市を観る事ができる(そして僕が一番好きな)「座頭市 あばれ凧」と、松方弘樹目黒祐樹の親父であり、ゴッドオブ時代劇の近衛十四郎との頂上決戦が観れる「座頭市 血煙り街道」(ある本で読んだのだが、この二人の戦いの殺陣はほとんど二人のアドリブらしいです。つまりマジで戦ってます。ほんとに凄いから、観てみてください。)が上映されないのが若干残念だけど、でも映画館で座頭市を観れることにワクワクしてます。

あーそういえば先日綾瀬はるかの「ICHI」を観に行った。想像はしていたが、ここまで駄作とは思わなかった。綾瀬はるか演じる市は、結局最初からエンディングまでだらだらと「私は不幸な女なんです」と言っている(またはオーラを放っている)だけ。光(あぁ、暗闇しかない市にとって、何が光であるか上手く書けない。それは権力や暴力の前に屈せざるをえない弱者への愛、とでも言えるのかな)があるからこそ闇は深くなるのだから、これだと全く人間としての深みがでない。
武の市の最後の方のセリフで「目くらの方が、よく見えるものがあるんだよ」みたいな(正確には覚えてないです)事を言っていたけど、これこそが市の魅力の基本理念のはず。(まぁ別に過去の市を踏まえる必要はない、と言われればそれまでだけど、でも、、、)
それなのに、ただひたすら人間を嫌い自分の命や世の中に絶望しているだけの市は、はっきり言ってこれまでの市に対する冒涜と言っても言いすぎではないはず。


あと、衣装が劣悪だった。抽象的な言い方を言えば泥臭さや生活感が全くなかった。特に冒頭に出てくるチンピラの衣装なんかの作りもん感はひどくて、不自然につぎはぎしすぎでかえってお金かかってるでしょ、みたいな。

唯一の見所をあげるとしたら、真っ黒に日焼けした竹内力だ。てゆうか出てきてびっくりした。大日本人でもびっくりしたけど。
彼はどこまで自分で自分のセルフイメージを知っててやっているんだろう。何だか気になるところ。

色々書いたけど、言いたい事は綾瀬はるかに罪はないということ。綾瀬はるかにやらした人が悪いと思う。

色々、偉そうに書いてごめんなさい。

以上。


おやすみなさい。