明日3月17日に新高円寺クラブライナーにて

弾き語りますよ。共演者も馴染み深い人が多くて楽しみであります。

全然、関係ないけど、オーシャンカラ―シーンのニューシングルmagic carpet daysがめちゃくちゃいい。前作のon the laylineは、音的にキンクスを21世紀のスタジオで甦らせた様な、それは今のUKロックシーンで誰も真似できない、ルーツを丹念に掘り下げ続けてきたオーシャンカラーシーンだからこそ作りえた秀作であったけれど、ファンとしてはその玄人振りに少し寂しい思いを抱いたのも事実。

でも、何かこのシングルを聴いていると(お金がないのでyou-tubeでですが.苦笑)、新しい春が来たようなそんな気分になる。まとわりつくような月並みな感傷と、でも感じざるをえないほんの少しの希望。歌詞を見たわけではないから、勘違いかもしれないが、僕は僕の解釈でmagic carpet daysに思いを馳せる。それは懐かしい想いを抱かせると共に、僕に根拠のない勇気をくれるのである。

アコースティックのライブ映像も観た。サイモンファウラーもアップで見るとずいぶん老けたなぁ。高校生の頃立ち読みで読んだ日本のファッション雑誌(多分、メンズノンノだったと思う)の「ミュージシャンのTシャツスタイル特集」のインタビューで「おれはTシャツを着ないから、インタビューは受けない」とバンド内で唯一インタビューに参加しなかったスティーブクラドックも、アディダスのTシャツを着ているではないか。

100% floors of perceptionも聴いた。これはアルバムの一曲目らしい。ダサいぞこのシンセリフは。古いぞ、この「これ見よがし」なチョーキングは。いやん、でもテンション揚がる。テンション揚がるんだから、これは正解です。

今になってオーシャンカラーシーンに、こんなにワクワクさせられるとは失礼ながら思わなかった。よしフジロックに向けて、何とかペリーのポロシャツを買って、原付の免許を取るのだ。勿論苗場を越えて、国産車日本海へジャンプである。失笑を買われようが、野外フェスでスカーフも巻くぜ。

更に何曲か聴いたけど、今回はかなり楽曲的に「陽」な仕上がりであるように思う(アルバムタイトルは「Saturday」だしね!)。サイモンファウラーはどうしても感傷的な歌いまわしをしてしまいがちだから、これぐらいが丁度いいのかもしれない。


明日のライブの僕の出番は19時45分から。今日、高田馬場で練習していたらリハスタで明日対バンするヤーチャイカの西原君と元扁平足の勝本君に会った。西原君、細い。

よろしくね。